ご案内
両者ともに「3K」の人間だ。
「3K」とはキツイ・キタナイ・キケンの3Kではない。
「高学歴・高収入・高(これは今オレが考えた3Kだから横取りしないように、笑)脂肪」の3Kである氏は有名な高校から東大に入り、卒業を待たずしてIT企業を育て上げ「プロ球団を買収しようか」ってところまで登り詰めた。
片や、元通産省のエリート役人で「物言う株主」として怖れられた。
どちらも高学歴で年収がいくらあるのか知らないが、ヒルズに住めるくらい高収入である。
ついでに美味い物を一杯食べて運動不足で高脂肪である。
見事な「3K」の完成である。
反対に、オレなんか日本を代表する「3T」だ。
「低学歴・低収入・毎日汗水たらして低脂肪」。
これも見事なトライアングルのでき上がりである。
そんな3Tが金欲しさに違法な取引に手を出すのは理解できなくもないが、高等教育を受け金もあり余る人間が「法律を犯すリスクがわからないはずがない」と思うのはオレだけだろうか?そもそも彼らには粉飾やインサイダー取引等しなくても人の何倍も金を稼げる知力があるのに、あえて違法行為に手を染める。
金には知性や理性を狂わす魔力があるに違いない。
高等教育とは一体何なのであろうか? と中卒のオレは思うのである。
ところででっちのお父さんは普通の人とは…」、実はオレも同じ台詞を言われたことがある。
子供の小学校の参観日に仕事をさぼって真っ赤なアロハシャツを着て行った時、だ。
何のことはない。
オレの場合はただ単に派手好きで目立ちたいだけの話である。
この100万円を年利1%の銀行預金に預けたとすれば1年後には101万円(税金は考慮していない)になって戻ってくる。
「利息が少なすぎる」と文句を言ったところで元利ともに戻ってくる分には文句ない。
誰もがお金を増やすことには熱心であるがお金を減らすことには興味がないはずだ。
しかし、世の中には100万円のものを購入するのに101万円払ってくれる太っ腹な人がいる。
何もしなくても購入しただけでマイナス1%のリターンになるのが投資信託である。
2007年5月中旬の日経新聞朝刊1面に興味深い記事が掲載されていた。
「投信手数料高止まり」「投信100兆円時代」出しがついていたので目にした方もいるかも知れないのでここでもう少し書いてみよう。
さて、投資信託とは何か?略して投信とかファンドとも言、つが、読んで字の如く、投資するのを信じて託すのである。
誰に?投資のプロさんに、である。
自分で資産を運用する自信がない、あるいは時間もない、どう運用していいのかわからない。
また、そんな面倒なことはしたくないが金は欲しいって人が進んで購入する。
投資の知識がある人や自信があり時間もある人は余り購入しない。
なぜか?自分で運用したほうが効率的だからである。
手数料をふんだくられた上に、運用報酬や成功報酬までふんだくろうとする投信がある。
プロに運用を任せて利益が上がったのであれば成功報酬として何%かを払うのは理解できるが、運用しただけで報酬までふんだくられるのは合点がいかないのはオレがケチ過ぎるからだろうか?アメリカのヘツジファンドの中には成績が悪いと運用報酬を返上する潔いファンドマネージャーもいると聞く。
それはともかく、現代日本において約2300以上の数の投信がある。
圏内株式で運用する投信、海外株式投信、または債券を中心に運用するものや、外債で積極的に運用するものや元本重視で慎重に運用する投信など、実に様々な投信がある。
その中で自分に合った投信を見つけるのは骨を折る仕事だ。
オレの知り合いに、円が125円台の頃に外債で運用する投信を買ってしまい、今解約したくてもできない人がいる。
なぜか?このように「プロが運用するから安心です」という誼い文句は頭から信じてはいけない。
自分のお金が、誰の手によって、どんな方法で、どんな市場で運用されて、どんなリスクがあるのかってことは事前によく確かめておく必要がある。
「ファンド・オブ・フアンズ」って言葉をご存知だろうか?…。
訳がわからない。
これは、投信を販売して集めたお金を成績の良いファンドに預けそこで運用してもらうのだ。
このシステムを聞いて「変だ」と思うのはオレだけだろうか?投信を買った人は「そのファンドが運用している」と思っている。
しかし、実際には自分で運用するのではなくもっと上手な所で運用してもらっているのだ。
しかも、手数料を払ってまでである。
その払った手数料は投信の購入者のお金である。
バカバカしい話だと「プロが運用する?」それなら自分のところで責任を持って運用するのであれば納得もいくが、自分が運用する能力がないから他のファンドで運用しているのである。
「それじゃあ、プロじゃないじゃん」って思ったあなたは正しい。
プロはプロでも運用のプロではなく「取り次ぎのプロ」なのだ。
こう言うと「成績の良い運用先を見つけるにもプロの目が要る」とでも言われそうだが、それなら最初から「私は運用する能力はありません」と言ったらどうだ?ついでに「私は運用しませんが、購入者から手数料と報酬をふんだくるプロです」と目論見書にでも書いておけば誤解しなくても済む。
厚生年金加入者よ、怒りの声を上げろ2003年の春に日経平均株価が8000円を割り込んだ時があった。
その頃、朝いつものように新聞を眺めていたら目に付いた記事があった。
その内容は「厚生年金基金の運用成績がマイナス7%」とあった。
そして、運用責任者のコメントとして「相場環境が悪くて成績が落ち込んだ」と載っていた。
オレは国民年金だから関係ない話ではあるが、その記事を読んで非常に腹が立った。
だってそうでしょう。
マイナス7%ですよ。
マイナスと言えば損していることである。
毎月人の給料から断りもなしに天引きしておいて、人の意見も聞かずに勝手に運用して「損が出ました」と。
おまけに「相場環境が悪い…」と言い訳が続く。
それは一体何なのだ。
相場環境が悪いのは万人に共通していて、そのファンドマネージャー一人に対して悪いのではない。
それに、環境が悪い時でも何とかプラスに持っていくのがプ口だと思うのだが、いかがだろうか?確かに、公的資金を扱うファンドは資金の性質上大きなリスクが取れないことはわかる。
「値下がりしそうだから」と言って空売りを仕掛ける訳にはいかないことも知っている。
しかし、だからと言ってマイナスを出した挙句にその言い訳はないだろう。
「こんな責任者は実名を出してクピにしてしまえ」「厚生年金加入者諸君、怒りの声を上げよ」と一人で怒っていたのはオレだけだろうか?ファンドマネージャーの中にはプロとして立派な成績を残しておられる方も大勢いるが、ファンドマネージャー=運用のプロばかりではないのだ。
取り次ぐだけで手数料と報酬をふんだくろうとするプロもいるのでよく見極める必要がある。
では、何を基準に投信選びをすればいいのか?というと、投信比べの雑誌もあるし、日経新聞には投信の運用成績の比較も出ているので参考にして自分の財布と相談して決めることが大切なのである。
くれぐれも証券会社や銀行の窓口販売の言いなりになって買わないことである。
ここで少し投資信託の仕組みをスタディしておこう。
まず、投信の購入者はあなただ。
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